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ドライアイとアレルギー性結膜炎は相互作用で悪化する!

2020年04月24日

アレルギー性結膜炎は、花粉など特定のアレルゲンが体内に入り、肥満細胞からヒスタミンなどの物質が放出されることでアレルギー症状を起こしています。ヒスタミンは目の神経や毛細血管を刺激することがあり、それが目のかゆみや異物感、目の充血という症状につながっているのです。

アレルギー性結膜炎の症状は通年性と季節性があり、通年性の場合はダニやほこり、ペットの毛などがアレルゲンとなり、発症する引き金になります。一方季節性の場合は花粉がアレルゲンとなっており、毎年決まった時期に発症するのが特徴です。アレルゲンとなるものを体に寄せ付けないということが大切になるのですが、実はアレルギー性結膜炎のアレルギー症状と似たことが起こるのがドライアイとなっています。

ドライアイもまた、目のかゆみや異物感、目の充血といったことが起こります。涙が不足することによって引き起こされ、涙が均等に目に行きわたらないことで起こるのが原因です。エアコンの使用が多かったり、コンタクトレンズを頻繁に装着したりする場合に起こりやすく、目の表面が傷つくことによってこのような症状が現れます。涙液減少型の場合は涙液の分泌が悪くなるので、目についたごみなども涙によって洗い流せない状況になることが多いのです。

こういったことは花粉が飛散する時期にも起きます。ドライアイで涙液減少型の場合、涙液の分泌が悪くなっているのですから当然目の表面に付着した花粉も洗い流せない状況になり、結果花粉症も悪化しますが、それに関する炎症も悪化してしまうのです。

つまり、ドライアイになると涙液の分泌が悪くなり、結膜嚢に花粉などのアレルゲンが付着してしまう時間が長くなりますので、なかなか付着した花粉が洗い流せないので、花粉症の症状もひどくなります。逆にアレルギー性結膜炎になっている場合は、目がかゆいので必要以上に目をこすってしまい、目を傷つけてしまうので、目に炎症が起こると涙の質に変化が起こり、涙を目の表面にとどめておくことができなくなり、乾燥が起きてしまいドライアイになってしまうことがあるのです。涙は目を潤すために必要であるので、涙の成分に変化が起こると潤わせることができなくなります。

ドライアイとアレルギー性結膜炎は深いつながりがあり、症状も似ていることから花粉症と思っていたらドライアイだった、ということもあります。目は物を見るために大切な部分で、視力が落ちただけでも日常生活に影響が出てしまいます。

花粉症の時期は空気の乾燥はないものの、ストレスがたまりやすかったり、パソコンに向かう機会が多かったりと目を酷使していることも多いです。また、コンタクトレンズの装着も目に影響を与えていますので、花粉が飛ぶ時期はコンタクトレンズをできるだけつけないようにし、目の潤いを保つようにしてください。コンタクトレンズをしている人の場合、していない人と比べると目が乾燥してしまいます。