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季節性アレルギーといえば花粉症!その症状と原因とは

2020年01月01日
せきがする女性

アレルギーには通年性と季節性があります。通年性というのは1年の間の中で全期間にわたりアレルギー反応が出てしまう状態で、ダニやほこりといったハウスダスト、カビ、ペットの毛などがアレルゲンとなっています。通年性の場合はそこに、ストレスや天候の変化というものが重なり、さらに症状を悪化させてしまう特徴もあります。

一方の季節性の場合は花粉症のことをさします。春ならばスギやヒノキ、シラカバといった比較的大きな木の花粉に反応し、初夏になるとイネ科の植物の、秋にはブタクサやヨモギといったキク科の植物の花粉に反応してしまいます。花粉症は一度なってしまうと次の年も似たような時期に症状が起きてしまうので、毎年それに悩まされる人も多いです。

花粉症は、鼻の粘膜に花粉が付き、それを体が異物と判断して抗体をつくり、再び同じものが侵入してきたときに過剰に反応してしまい、起きています。体としては異物を排除しようとしているのですから、正常な活動としてくしゃみや鼻水を出すようにしているのですが、過剰に反応した時に放出されるヒスタミンなどの化学物質がこういった症状を起こしているメカニズムになっています。このメカニズムを改善しないと、花粉症の症状は治まっていきません。改善するには、抗ヒスタミン薬を服用する必要があるのです。

春に症状を起こしてしまうスギやヒノキの花粉は、すべての木から花粉が放出されるわけではありません。ある程度樹齢が経った木から放出されており、木が高くなっていることからある一定の地域だけでなく遠い範囲まで飛ぶことができます。花粉というのは毎年同じ量が飛散されているわけではなく、前年の天候によって変わるので、前年夏頃の気象状況を見ることで、翌年の花粉が飛散する量をある程度推測することができます。

初夏から秋にかけて多くなってくるイネ科やキク科のブタクサは、木ではなく雑草類です。イネ科の植物は地域によっては牧草としても育てられていますが、この2種類の草はどこにでも生えており、特にブタクサに関しては土手や公園、道端などあらゆるところに生育しています。背丈もないので、遠くに飛ぶことはないのでイネ科やブタクサの近くに行かなければ花粉症を発症することもありません。そして雑草類でたいへん強いため、スギやヒノキのように天候にあまり左右することも少なく、毎年だいたい同じ量が飛散しています。

季節性アレルギーは、一度アレルギー症状が出てしまうと、毎年同じ時期に発症します。植物が関係しているアレルギーのため、自分で掃除を行うなど日ごろからの対策がとりにくい面があります。鼻水やくしゃみ、目のかゆみが同時に起こることも多く症状に個人差があるのも特徴で、しかも毎年症状の重さが変わるのも独特な特徴と言えます。できるだけ粘膜につくのを防ぐ必要があり、花粉が飛ぶ前から対策を行うことでくしゃみや鼻水、目のかゆみといった症状をある程度抑えることができます。